DeNAが運営しているWELQというキュレーションサイトが閉鎖したというニュースを見て思ったことがあります。
ニュースについてあまり詳しく見ていなかったのでちょっと気になって、何が問題となって大炎上しているのか確認してみました。
で、問題点は取り扱っている内容が「医療関係」の記事だったということで、それ以外の内容だったらここまで炎上しなかったのかな?とか、仮に毎回記事に監修をつけてアップしていれば問題はなかったのか、など色々と疑問は残るのですが。
キュレーションサイトの目的って、そもそも企業がやっている時点で「利益」を得ることなので、たぶん儲かると思った人が、ランサーズとかクラウドワークスでライターを安く買い叩いて、訳も分からない素人ウェブライターに記事を書かせて、記事を量産して、検索上位をSEO施策を行って何で検索してもキュレーションサイトが表示されるようになって、本当の情報を求めている人が困っている。
そもそもコピペはだめ。
てか、そんなコピペごみサイトをグーグルが上位表示させるのが良くない。
SEOが悪いみたいに言っている人もいて、まあ、いろいろ炎上しているみたいなんだけど。
そんなことを考えているとき、ふと思いました。
「本当の情報、正しい情報を発信しているサイト」ってそもそもどんなサイトなのか?ということです。
例えば、国のサイトや県とか市のサイトは営利目的で運営されていないので本当の情報を配信していると思います。
まあ厳密にいうと、この国とかのサイトも正しい情報かどうか怪しいものですが。
では、もし仮に病院がサイトを運営している場合、それは本当の情報を発信しているサイトといえるのかと思ったのです。
専門家だって間違えることはあるし、論文みたいに難しい内容を乗せられても意味わからないじゃないですか。
で、例えばウィキペディアみたいなサイトは、いろいろな人が客観的な意見を書いている辞書のようなサイトなので、ある意味本当の情報、正しい情報を発信しているサイトに近いのではないかと思うのです。
私もいろいろなブログの記事を書いたりしているわけですが、たぶんブログを書いている人は多かれ少なかれ、WELQと同じような感じで記事を書いている人がほとんどではないかと思うのです。
もちろん趣味で好きなこと書いてますよって人もいるので、みんながそうだとは言いませんが。
少なくともお金を稼ぎたいとか、人を集めたい、とかそういった書き手の意思があって。
それに対して、特定の内容に特化してみんながほしがりそうな情報を記事にする。
アクセスが集まりそうなキーワードを入れる、とか。
まあいろいろなことをやっていると思うのです。
記事に書く内容が自分自身の経験に基づいた記事である場合も、そうでない場合もあると思います。
つまり、ブログを書いている人やウェブライターって、ネット上で情報を調べて素人が何かについて記事を書くってことなんですが、そもそも私もそうやって「自分の経験に+α」した内容を記事にアップしているわけで。仮に、専門家が監修していたとしても間違えの情報を発信しているメディアなんて結構あるのではないかと思うのです。
何が言いたいのかと言われるとよくわかりませんが、本当に正しい情報とか、必要な情報を発信しているサイトってそもそもどんなサイトなのかは、見る人によって違うし、医療系の内容を必死に調べている人がWELQのサイトをみて騙されているならかわいそうな話なんだけど、WELQのサイトをみて参考になったなって思う人もいたのではないかなとも思う。
どうせだったら、全部の記事を専門家に監修してもらって本当に役立つ正しい医療の情報を発信するサイトによみがえらせればいいのにね。とおもった。まあ、そんな単純なはなしではないのかもしれないどけね。