記事の目次
仕事や日常生活の人間関係に疲れる現代日本人。
そんな、仕事に疲れた丸岡さんは、日本を飛び出しバックパッキングを始める。
日本にいては見つけることができない
新しい「はかり」を見つけるため彼女は旅に出た。
旅を通して彼女がどのように
「感じ」、
「思い」、
「変わる事」
ができたか話してもらいました。
ドレッドヘアが似合う姉御 丸岡さん
[speech_bubble type="fb" subtype="L1" icon="1.jpg" name="みぎた"] 今回が初めてのバックパッキングと言うことですが、なぜ一人でタイにおとずれたのですか。 [/speech_bubble]
[speech_bubble type="fb" subtype="R1" icon="2.jpg" name="丸岡さん"] 私は、千葉県でグラフィックデザイナーとして働いているのですがはじめは仕事がとても好きで、バリバリこなしていました。
土曜や日曜にも仕事のことを考えていたし、どんどんお金が貯まっていました。
でも、
それを使う暇もなく、時間がたつごとに毎日が習慣化している事に気がついたんですわたし、気がつかないうちに仕事に束縛されていたのかもしれない。
そんな刺激のなくなった生活にけじめがつけたくて、タイに一人できてみたのですよ。[/speech_bubble]
[speech_bubble type="fb" subtype="L1" icon="1.jpg" name="みぎた"] では仕事の束縛のないタイに来てみて何かリフレッシュできました? [/speech_bubble]
[speech_bubble type="fb" subtype="R1" icon="2.jpg" name="丸岡さん"] リフレッシュか分からないですけど、自分を知っている人がまったくいない、何の束縛もない国に来て、毎日が驚きいっぱいです。
日本は、安全も保障されて、周りの人の目を気にしてしまうけど、
ここは本当に自由で何をしたらいいか分からなくなりそうです。
最初は不安だらけだったけど、その不安感や危険感が一人旅の醍醐味なのかもしれないですね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type="fb" subtype="L1" icon="1.jpg" name="みぎた"] 刺激が多いって事はリフレッシュになっているんじゃないですか?
では、一人旅をしてみて、何か(自分が変われた)と感じることはありますか?[/speech_bubble]
[speech_bubble type="fb" subtype="R1" icon="2.jpg" name="丸岡さん"] タイに来て感じたのですけど、国民がみんな王様をすごく尊敬していたりしますよね。
そう言うのを見ると、国が違うだけで人間が感じることや考えることまで変わってくるのだと言うことが分かりました。
私たちが考える、いい事や悪いことなどの常識自体が、日本と言う文化の中に生まれたもので、世界の常識ではないって事です。
たぶん生活する風習や習慣によって、同じ行動でも違う意味が付いてくるんじゃないかな。
だから、
タイだけじゃなくて、世界中の国にはそれぞれの考え方があって、みんな違うモノサシを持っているんだと思う。
そう言う意味では、日本人は物質的に豊かな生活をしているから逆に不幸になっているかもしれないですよ。[/speech_bubble]
[speech_bubble type="fb" subtype="L1" icon="1.jpg" name="みぎた"] 物で満たされても幸せじゃないと言うことですか?[/speech_bubble]
[speech_bubble type="fb" subtype="R1" icon="2.jpg" name="丸岡さん"] 単純にそうとは言い切れないけど、物に満たされていると、何気ない日常の動きから受け取ることが出来る刺激を弱めてしまって、向上心を失うと思う。
たとえば、
物に満たされている状態でプレゼントをもらうより、何も持っていないときにもらうほうが感激も大きいでしょ。
たぶん私も満たされすぎていて、日々の生活がつまらなく感じていたのかもしれない。
これは、日本の中にいると気づけない事だったかもしれないですね。
だからこれからは日本人のモノサシを捨て、向上心を持って仕事にもなんにでも取り組みたいですね。[/speech_bubble]
新しい刺激
大好きだった仕事なのに…。
―初めてのバックパッキングと言うことですが、なぜ一人でタイにおとずれたのですか
私は、日本では、グラフィックデザイナーとして働いています。はじめは仕事がとても好きで、毎日バリバリこなしていました。土曜や日曜にも仕事のことを考えていたし、どんどんお金が貯まって……。でも、それを使う暇もなく、時間がたつごとに習慣化している自分の日常がある事に気がついたんです。わたし、気がつかないうちに仕事に束縛されていたのかもしれない。そんな刺激のなくなった生活にけじめがつけたくて、タイに一人できてみたんですよ。
―では仕事の束縛のないタイに来てみて何かリフレッシュできましたか
リフレッシュか分からないですけど、自分を知っている人がまったくいない、何の束縛もない国に来て、毎日が驚きいっぱいです。日本は、安全も保障されて、周りの人の目を気にしてしまうけど、ここは本当に自由で何をしたらいいか分からなくなりそうです。最初は不安だらけだったけど、その不安感や危険感が一人旅の醍醐味なのかもしれないですね。
日本のモノサシ、タイのモノサシ
―一人旅をしてみて、何か゛自分が変われた゛と感じることはありますか
タイに来て感じたのですけど、国民がみんな王様をすごく尊敬していたりしますよね。そういうのを見ると、国が違うだけで人間が感じることや考えることまで変わってくるのだと分かりました。私たちが考える、いい事や悪いことなどの常識自体が、日本と言う文化の中に生まれたもので、世界の常識ではないって事です。たぶん生活する風習や習慣によって、同じ行動でも違う意味が付いてくるんじゃないかな。だから、タイだけじゃなくて、世界中の国にはそれぞれの考え方があって、みんな違うモノサシを持っているんだと思う。そういう意味では、日本人は物質的に豊かな生活をしているから逆に不幸になっているかもしれないですよ。
とらわれたモノサシを捨てて進もう
―日本のように物で満たされても幸せじゃないと言うことですか?
単純にそうとは言い切れないけど、物に満たされていると、何気ない日常の動きから受け取ることが出来る刺激を弱めてしまって、向上心を失うと思う。たとえば、物に満たされている状態でプレゼントをもらうより、何も持っていないときにもらうほうが感激も大きいでしょ。たぶん私も満たされすぎていて、日々の生活がつまらなく感じていたのかもしれない。これは、日本の中にいると気づけない事だったかもしれないですね。だからこれからは日本人のとらわれたモノサシを捨てて、向上心を持って仕事にもなんにでも取り組みたいですね。
インタビューアーの目
インタビュー中も落ち着いた感じで話をしてもらい、とても初めてのバックパッカーには見えなかった。インタビュー中は、私も感じているような日常生活のルーティーンに対して彼女は自分なりの答えを持っており、タイの観光スポットなどをいろいろ教えてくれて、シッカリした人のような印象をうけた。旅の終わりに近いと言うことだったので、タイに慣れはじめた頃なのではないかとおもった。