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ネットショップを始めようとしている人や転売、セドリをしている人から
と、聞かれることが多いので今日は「商品」と「顧客」について備忘録を残したいと思います。
物(商品)を販売しようと考えている人の参考になると幸いです。
商品を買ってくれるのは顧客であるということ。
マーケティングの中心にはターゲットとなる顧客が存在します。
そして顧客は商品を購入してお金を支払ってくれる大切な存在です。
ネットショップが比較的誰にでも簡単に作れるようになり、アマゾンを利用した転売などが一般化してくると。
販売者の中には、商品を購入してくれる「顧客」の存在をあまり意識することなく物販ビジネスをしている人もいるのではないかとおもいます。
売れる商品があるので、単発で仕入れて販売を行い利益を得るのではなく、商品を安定的に提供して利益を得るには。
販売者はこの「顧客」に対してもう少し分析をしておく必要があり、商品を売っているお店は。
意図していようと、意図していまいと、意外に共通して「顧客」を中心に売れる仕組みを作っていることが多いのです。
顧客を中心にして商品やサービスを提供、開発するマーケットイン
このように「顧客」のニーズなどを中心に商品やサービスを提供していくことを「マーケットイン」といいます。
つまり、顧客をしっかり分析すること。
少し古いかもしれませんが「マッカーシーの4C」と呼ばれる「顧客」を中心に「Product」「Price」「Promotion」「Place」を整えていけば商品が売れるという最適化の考え方です。
まずは、今行っている販売活動の全体像を把握したうえで、どのようにすれば今扱っている商品が顧客に対して売れていくのかを「マーケットイン」の観点からみなおしてみてもよいかもしれません。
商品を中心にして考えるプロダクトアウト
顧客を中心とするマーケットインに対して、作り手や販売者側が良いと思って商品を作り販売するという「プロダクトアウト」という考え方があります。
もちろん、商品の作り手は商品の必要性であったり、何かしらの需要とチャンスがあると判断して商品を作るわけです。
良い商品があるなら、あとは売れる市場(マーケット)にもっていってあげれば場合によっては爆発的に売れることもあるのです。
顧客志向か製品志向か?
顧客を中心にして考えるマーケットインは「顧客志向」です。
顧客のニーズに応える製品を市場に提供することで、顧客も売り手もハッピーになるという考えで販売を行います。
転売におけるリサーチ活動はこの「顧客志向」の考え方を持っているかどうかでかなり変わってきます。
製品を中心にして考えるプロダクトアウトは「製品志向」です。
言ってしまえば、「職人さん」ということです。
いいものを作れば売れる。
商品を作るからにはもっともっと商品をよくしていこうということです。
いい商品を作ることは大切です。
インターネットを使って、特定の情報に注目を集めることが容易になった今の時代には。
この職人気質の「製品志向」で作っている商品が注目を集めると爆発的に売れるなんてこともあるので。
職人さんをうまくサポートするマーケティングの仕組みができるとよいのかもしれませんね。
このように、売れる商品を見つけるためにも様々な考え方、分析の仕方が存在します。
まずは自分が扱おうとしている商品の事や、市場の事、顧客の事などをみなおしてみるのもいいかもしれません。