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いしたにまさき著の「ネットで成功しているのはやめない人たちである」を読んでみました。
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ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である [ いしたにまさき ] 価格:1,598円 |
書籍の中でとても参考にまる情報発信における心構えがありました。
近年では多くの人が、ブログ、ツイッター、フェイスブック、ライン、youtubeなどで情報を発信し、多くの情報に惑わされそうになることもあると思います。
そして誰しも、情報を発信する側になることができるようになったことで、情報量も莫大なものになっています。
そんな中、自分自身がどのようなスタンスで情報を受け取り、情報を発信していくべきかについて少し考えてみました。
情報が氾濫する社会
インターネット環境が確立され、家に居ながら世界中の情報を手に入れることができるようになりました。
誰しもがこのブログのようにホームページやブログ、ソーシャルネットワークを使って情報を発信し続けます。
近年では、初期の蓄積型「ストック」型のインターネット環境から、情報が生まれ流され続ける「フロー型」の情報社会になり、フェイスブックなどでは自分が必要としない情報までもどんどんと目につくようになります。
情報が多いだけであればその氾濫する情報に惑わされることはないのですが、そこにビジネスがかかわってくると話は一変します。
情報発信側には、大企業から個人まで様々な人がネット上で収益化を最大とするために情報を配信しており、
そのすべてを受け取って処理するには情報量があまりに多すぎますし判断力も鈍ってしまいます。
つまり配信されているすべての情報が魅力的にうつり、発信者に踊らされてしまうのです。
情報弱者「情弱」とは?
情報弱者といえば、誰しもがインターネットやネットワーク環境に接続して快適に生活をすることができると考えられているユビキタス社会において、インターフェイスを使用できない人やパソコン音痴な人と考えられていました。
でも現在は、パソコンが問題なく使用できる人でも情報に流され搾取され続けます。
搾取されるものは、時間であり、精神であり、お金であり。
そのように、ネット上で情報に流され続けるひとのことも「情報弱者」、情弱と呼ばれるようになっているようです。
そしてページによっては「暴力的な表現」や「炎上」「激しいコメントの応酬」を目にすることもあります。
顔が見えないからこそ、そのような状況が起こり得るということもささやかれています。
つまり、誰しもが情報弱者になりえる。
情報が膨大な社会だからそこ、横断的に情報を知っておかなければ、それが真実なのかどうか、詐欺なのかどうかすら判断ができなくなってしまうのです。
情報を発信している人はどのような人なのか?
情報発信は、趣味でしている方から企業まで様々です。
このブログの場合はライフログ的な扱いになるのでどちらかといえば趣味よりですが、個人でもIT系の情報をまとめたサイト、芸能系の情報をまとめたサイトなど様々なサイトがあり、一定以上のアクセスがあればポータルサイトのように会社として成り立ってしまうことも多くあります。
書籍の中には、そのような情報発信者が心がけていることなどもまとめられていました。
配信者も千差万別ということです。
情報の受け手も千差万別
インタネット上に情報を公開するということはいったいどういうことなのか考えたことはありますか?
僕はブログを始めたころ、だれも見に来ていないブログに何を書くかですごく悩みました。
文章も稚拙で、表現するだけの能力もないと思っていたのですがいまだにブログは続けています。
そして、自分はそんなつもりで書いたわけではないという文章でも、読み手によっては全く違った感想を持つということ。
悪意を持つもの、持たないもの、善意を持つもの。
様々な人が公開されている情報にアクセスしてくるということを情報発信者は心に留めておく必要があります。
スルーする力
あるとき、友達のブログが大炎上して一日で何十万というアクセスを集めているという情報をめにしました。
彼の場合は、コメント欄に書かれる誰とも知れないコメントに丁寧に対応していたのですが、今後フロー型のネットが加速していくにつれて、スルーする力も必要になるのだろうと考えています。
以上のように、ネットでは様々な「発信者」「受信者」がいるということを意識して情報を配信していきたいなと思う今日この頃でした。
参考書籍
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