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WEBデザイン技能検定3級の合格率を高める勉強法とは。

こんにちはミギタ(@migite10)です。

社会人になってから、資格試験を受験したことはありますか?

私はあります。

つい最近、「WEBデザイン技能検定3級」という試験を受けることになりました。
で、実際に試験を受けてみて思ったことと試験に合格するために必要なことをまとめてみました。

出題傾向などは変わることもあるので、あくまで参考程度に考えてほしいですが。
試験を受けてみて「これやっとけばもっと楽に合格できた」と思うことを伝えます。

これから試験を受けようと思っている人の参考になればと思います。
実際に私が受けたのは平成29年度 第2回試験3級 試験です。

合格証

WEBデザイン技能検定ってそもそもどんな試験なのか説明します。

ウェブデザイン技能検定とは特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会が実施するウェブデザインに関する学科及び実技試験のことで、国家資格である技能検定制度の一種です。

試験に合格するとウェブデザイン技能士(ウェブデザインぎのうし)を名乗ることができる試験です。

2007年くらいから始まったばかりの新しい国家資格みたいです。
受験者数とか、合格者数、合格率などは公式ページに正確な数字が公開されています。

ちなみに、私が受験した回(3級)は申込数954人 受験者数875人 合格者数499人なので。
合格率はだいたい60パーセントって感じみたいです。
2級とか1級はそもそも受験している人も少ないですが、合格率はぐっと下がるみたいです。
でも3級は勉強すれば合格できるのかなという感じです。

どんな試験内容なのか?受験してみた感想

3級の試験は大きく2つに分かれます。

・実技試験60分(メモ帳とかテラパッドを使ってHTMLを編集する試験)
・学科試験45分(マークシート形式の学科)

で、どちらも70パーセント以上の得点で合格です。

試験は、朝に実技試験があって。
お昼に学科試験という感じでした。

なんか勝手なイメージなんですがけど。

先に学科試験をやると思っていたので。
最初に実技試験からはじめるといわれたときには少し驚きました。

そして、学科試験が終わってから実技試験まで1時間以上時間があいているのでけっこう暇なので。
試験会場付近の喫茶店とかはチェックしといたほうがいいかもしれません。

試験時間は実技60分ですが30分くらいしたら途中退場可能です。

ちなみに、問題の数は。
学科が全部で25問(20問くらい正解すれば合格です)
実技は問題が6問あって、その中から5問選択してコーディングって感じです。

合格するための勉強法は過去問が一番。

ちなみに、WEBデザイン技能検定ってテキストというか、過去問みたいなのがほとんど販売されていません。
たぶん、実技試験のデータが入っているCD付きの緑色のテキストと、それ以外なら2、3種類くらいしかありません。

テキスト

実際に私もこの緑のテキストを購入しました。
でも、このテキストだけ勉強していて合格できるかというと…。

実際に試験を受けてみて思ったのは、ちょっと難しいかなということです。
※もともとWEB系の知識がある程度あればテキストだけでも十分ですが。

ウェブデザイン技能検定3級の合格するための勉強法は?

まず、3級に合格するときにネックになるのがマークシート形式の「学科問題」ではないかと思います。

なんか、資格試験と聞くと「学科試験」より「実技試験」のほうが難しいのではないか?と思われがちですが。
実際の合格者を見ても明白なのですが、「学科試験」で落ちている人が多いです。

私が受けた回の資格取得、学科のみ合格、実技のみ合格の受験番号一覧。

実技試験が実はとても簡単。

なぜそんなことになるのか、ネタバラしをすると。
例年の傾向では、実技試験の6問中5問は2014くらいから過去問の内容と全く同じ問題が出ているからです。

緑色のテキストで勉強した問題の6問中5問は2017年の第二回目の試験でも全く同じ形式で出題されていました。
もちろん、ちょっとした言い回しとかは変わっているかもしれませんが、コーディングという意味では全く同じです。

しいて言うなら、実際の試験は「緑のテキスト」の内容と1問だけ問題が変わっていました。
でも、その問題も公式ホームページに掲載されている直近の試験過去問に出てきている問題でした。

つまり、ちょうど新しい問題が登場する回の試験でなければ、実技試験は過去問を解答しておくことで攻略できるということです。

私の場合は、緑のテキストの実技試験を一度解いていたので、実際の試験で出題された6問の中で、テキストに出ていた問題を5問選んで回答しました。

たぶん実技試験で不合格な人は、仕事でコーディングしてるし大丈夫だろうと考えて過去問を勉強してない人だと思います。
まったく同じ問題が出るので、過去問解いてたら誰でも合格できるレベルの試験でした。

なので、実技試験に合格するには…。

・テキストの過去問を一度すべて解く。
・公式サイトに掲載されている直近の試験問題を解いておく。

これだけやっておけば、HTMLとCSSをいじったことがある人ならたいていの場合は合格できます。

学科試験は過去問と同じ内容ってあんまりでない気がします。

学科試験については、全部で25問あるので70パーセントと考えるなら18問正解すれば合格です。
でも、もしかしたら25問の点数の内訳が多少違うかもしれないので20問くらい正解しておけばいいのかなと思います。

で、これに関しては私の場合は「緑のテキスト」の問題を2周と、公式ホームページに掲載されている学科試験の過去問を2周勉強しました。

勉強していて思ったのは、過去問を解きまくっていれば5~6割くらいは何となく同じ問題が出てくるのですが。
試験の出題範囲が結構広いので、ある程度網羅的に知識がるか、あとはマークシートなので運もあるのかなと思いました。

つまり、完全に理解して問題を解こうと思うなら結構しっかり勉強しないといけません。
OSI 7階層の3階層はなんでしょう? みたいな問題も出てきますから、こんなの出るんだと思いましたし。

つまり、学科試験は過去問を答え見て覚えてでもいいからテキストと公式ページに掲載されている問題は全問正解できるくらいになっていれば合格の確率は高くなるってことです。

たぶん、ちゃんと勉強しようと思ったらめっちゃ時間かかると思います。
合格したいなら、過去問を解きまくるのが吉かなと感じました。

もしウェブデザイン技能検定3級を受験しようとしているなら、実技試験は過去問をちゃんと解いておくことをお勧めします。学科は運に任せてみるしかないかもしれないですね!

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