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ネットショップに商品をアップする際、商品を管理するための「商品コード」と呼ばれるものがあります。
この商品コードがネットショップの規模を拡大する際に重要になってくるので、今回は商品コードについて備忘録をまとめたいと思います。
そもそもネットショップの商品コードとは?
ネットショップで商品をアップすると下記のように販売する商品別に「URL」が出来ます。
YAHOO!ショッピングの商品番号について
例えば、この商品はYAHOO!ショッピグの場合はこんな感じで商品ページのURLが出来上がります。
ネットショップの場合、基本的に商品をアップするために入力が必要な情報として「ページID」と呼ばれる項目と「商品コード」と呼ばれる項目があります。
ちなみに。
「商品ページのURLに使われる重複不可(同じ番号で登録できない)の商品管理番号」で、
YAHOOの「商品コード」とは。
「受注明細書をプリントアウトすると表示される商品の内部管理用番号」みたいな感じです。
この商品の場合、「ページID」にも「商品コード」にも同じ「larimer-s-h-5g」というコードを設定しています。
YAHOOの場合、この「ページID(URL)」と「商品コード(内部管理番号)」は必須項目で、使用できる文字に制限があります。(半角英数字)
次に楽天市場の場合も見てみましょう。
楽天市場の商品番号について
例えば下記のような商品があるとします。
楽天もYAHOOと同じで、基本的には「商品のURLに使われる管理番号」と「商品の内部管理用に使える番号」があります。
実際の設定画面を見てみましょう。
YAHOOの時と名称は違いますが、「商品管理番号(商品URL)」と「商品番号」という2つのコードが存在します。
で、楽天の場合はこの「商品番号」に半角英数字以外の文字が使えます。さらに必須項目ではありません。
ネットショップを始めたばかりのお店の場合、複数のモールやネットショップを多店舗展開せずに1サイトで運営していることが多いと思います。で、このページIDとか商品コードをどうやって管理するのかわからないまま適当にスタートしてしまうこともあるとおもいます。
なので、ここでは商品番号に「半角英数字以外」の文字を使ってみたり、そもそも「商品番号」の欄が空白にして運営してしまっているお店もあります。
ではこれらの番号はどのように設定しておけばよいのか?少し説明をしていきます。
商品管理番号の重要性。良い管理番号のつけ方とマズい管理番号のつけ方。
商品管理番号の良いつけ方ですが、正直にいうとこうすれば抜群にいいよ!ってのはないです。
しいて言うなら、取り扱う商品の数やジャンルの多さ、一点物なのか、メーカーから仕入れて定期販売できるのか。
などなど、取り扱う商材によって番号をつける必要があります。
また、お店によってはアップした日付、だったりアップする担当者別の番号だったり。
商品とはあまり関係のない番号で管理していることもあります。
しいて言うなら、URL部分も検索結果にかかわってくることがあるので、出来れば商品関係の商品番号にしたほうが良いのかなとも思います。
あとから取扱商品が増えても応用できるルールにを作って番号管理できるとベストですが。
それが意外と難しいんですよ。
で、しいて言うならやめておいたほうが良い商品番号のつけ方は結構きまってます。
・商品URLに使われる番号と商品管理番号の最初に数字の「0」が使われているコード。
・商品のURL部分の番号と、管理番号が全然違う番号、もしくは管理番号がない。
・楽天で管理番号に半角英数字以外が使われている。
です。
これね、もし多店舗モールで在庫連動したり、一括データコピーをするときにかなり弊害になるのでご注意ください。
こんな感じで、はっきり言うとこの管理番号が重要になってくるのは売り上げが500万とか超え始めたショップかなとおもいます。
そのくらいになると、多店舗モールで展開したくなってくると思いますので。