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横浜みなとみらいのタワーマンションに併設されたショートフィルムを上映する映画館。
今回は、趣味でショートフィルムを撮影したことがあるという人なら
一度は行ってみてほしい映画館をご紹介します。
映画館情報
ブリリア ショートショート シアター
〒220-0012 横浜市西区みなとみらい5-3-1フィルミー2F
TEL:045-633-2151
営業時間:10:00-22:00
休館日:火曜日
この映画館は、みなとみらいの観光地からちょっと外れた場所にあるので
僕の知る限り、というより僕が映画を見に行っているときにはほとんど人がいません。
でもロビーも映画館もキレイで、ちょっとお酒を飲みながら映画を見るには最高なんです。
映画館を貸し切ることができて、プロポーズも出来る!?
ちょっとおもしろいな~とおもたのが、映画館がすこし小さいので貸し切りすることも可能なんです。
上映している映画も、コアなものが多いので、映画好きのカップルとかだと結構穴場かもしれませんね。
ちなみに貸し切りの料金
ちなみに、プロポーズの成功率は100%らしいです。
映画館の貸し切りなんて、ちょっとおしゃれなプロポーズですよね。
ちなみに今回見てきたショートフィルムはテレポーテーション
ちょっとだけ内容をご紹介しますね。
Markus Dietrich / 13:00 / ドラマ / ドイツ / 2008
1989年11月9日フレデリックとファビアンの計画は実行されようとしている―それはクラスメイトを一人西ベルリンにテレポートすること!
果たして二人の計画はうまくいくのか?
「teleportation」ベルリン・トゥデイアワード 2009 ノミネート作品
舞台はベルリンの壁で「東」と「西」に二つに分裂していた1989年の東ドイツの田舎町。
その年の11月10日に東西ベルリン市民によって壁が破壊開始された事件の陰で起きていた子供の物語。
ベルリンの壁崩壊という事象をシニカルに描いた作品だ。
この作品の面白さは、実際にあった歴史上の出来事に対して、
子供の視点から描写をしていることだ。
ベルリンの壁を越えて、
西ドイツに行くためのテレポートシステムを作っていたフレデリックとファビアンという二人の子供。
彼らが作っていたシステムがとうとう完成し、テレポートを開始するのだが。
システム起動中に電力不足から予期せぬ停電が起きてしまうのだ。
次の日、彼らは学校に行くのだが街中のすべての人がいなくなっていることに気が付き
ふとテレビを見ると、大人たちがベルリンの壁をよじ登っている映像が現れる。
彼らは、街中すべての人を西ベルリンにテレポートさせてしまったと勘違いし
両親や知り合いの大人たちが、壁を超えることで銃殺されることを防ぐために
再度テレポートシステムを逆方向に起動する。
また、システムを起動すると大人たちが車で一斉に町に帰ってくるという話なのだが。
壁の崩壊と彼らの行動には何ら関連性はないのだが、
子供たちは自分たちのシステムで壁をテレポートさせたと思うわけなんですね。
映像の落ちとして、二度目のテレポートシステムの起動でウサギが転送されてきていたというものだ。
一緒に見に行っていた相方は、単に子供たちがテレポートシステムを作って移動させたものだと思っていたらしい。
Director / Markus Dietrichさんがどのような意図でこの作品を作ったのかは定かではないのですが
僕は映像を見て、
という何かのドラマのセリフを何となく思い出し出しました。
ちょっとコアな映画やショートフィルムが好きな人にはお勧めの映画館はこちらです。
おわり!