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バケモノの子 注目のバトルシーンと躍動感あふれる描写!

bakemononoko画像参照:バケモノの子公式ページ

この夏話題の映画の一つである 細田 守 監督の「バケモノの子」を見てきました。
細田守監督作品は「サマーウォーズ」「時をかける少女」「オオカミ子供の雨と雪」全て見てきて今回の作品もバトルシーンや躍動感のある描写で見どころいっぱいのおすすめ映画です。どんな映画か気になる人は是非「バケモノの子」を見に行ってみてください。

バケモノの子ってどんな作品?

まだ映画見ていなくて、ネタバレが嫌な人は見ないでくださいね!

バケモノの子は、「一人ぼっちの少年きゅうた」が「バケモノのくまてつ」に育てら、強くなるために修行を始める物語です。その生活の中で親子の絆や、本当の強さとは何なのかというきゅうたの成長を描いた作品となっています。
正直言って感動しました。そして特に注目なのがバトルシーンの描写です。サマーウォーズでも注目されたバトルシーンは今回も健在です。バケモノの世界のトップを決めるための 猪王山(いおうぜん)と 熊徹(くまてつ)のバトルシーンには注目です。

夏休みという事もあり映画館は子供ずれの親子でいっぱいでした。おとこの子とかこういう映画好きだろうなーと思います。
映画を見た後はやはり映画談議になるのですが、バケモノの子はバトルシーンや描写に関してはかなり良かったのですが、ストーリーが飛び過ぎていて良くわからないという話になりました。

それを言われてから少しバケモノの子の要素について考えてみました。

敵対関係があやふや?最後に対立する相手についての描写が飛び過ぎている気がする。

まず物語の前提として、人間界とは別にあるバケモノの世界の統括をしている「宗師」の跡目を争う戦いが繰り広げられている世界があります。今の宗師が神様に転生してしまうので新しい宗師の候補として 猪王山(いおうぜん)と 熊徹(くまてつ)という化けモノがおり、友好的な関係の中で戦いをする好敵手として対立関係が描かれています。

宗師の跡目争い。メインキャラの対立関係

イノシシの猪王山(いおうぜん)は、町の人たちからの信頼も厚く品格あるれる礼儀正しい誰もが次の宗師となるであろうと噂する妖怪。一方 熊徹(くまてつ)は腕っぷしはめっぽう強いのですが、ガサツな風来坊的な存在として描かれています。

猪王山(いおうぜん)は、子供もおり妖怪の弟子もたくさん抱える猪王山組の頭ですが、荒くれ者のクマ鉄には弟子の一人もいません。

キュウタとの出会いとクマ鉄への弟子入り。

もう一人の主人公である、九太は離婚して父親と離れ交通事故で母親を亡くし一人で生き抜くために。
強くなるためにたまたま町で出会ったクマ鉄を追いかけて妖怪の世界に迷い込みクマ鉄に強くなるために弟子入りすることになります。

すこし思ったのが、九太の年齢が9歳で実際に同じ年くらいの子供たちは比較的ヘビーなこの設定をみてどう感じているのだろうかということです。

弟子入りしたキュウタは最初は他人に教えることが苦手なクマ鉄の教え方やぶっきらぼうな態度に最初は反抗するも、しっかりと師匠として認め次第に彼の真似をして修行を通して子弟としての関係を超えた親子としての絆を築いていきます。

クマ鉄もキュウタもお互いに成長していきます。
この修行のシーンで一気にキュウタが17歳まで成長します。
ちょっと気になったのが、真の強さの答えを求めて各世界の宗師様のもとを訪ねる旅のシーンがもう少し詳しく描いてあればいいのにと思いました。

人間界に興味を持つキュウタ

17歳のキュウタは有るときクマ鉄との喧嘩が切っ掛けで、ひょんなことから人間界に戻ることがある。
そこで楓(カエデ)という女の子と出会い文字の読み方から、学校の勉強に至るまでいろいろな事をおしえてもらうことになります。
楓からの提案もあり、大学を受験することになったキュウタはその手続きの過程で自分の実の父親が生きていることを知ります。

人間の世界へ行って勉強をしていることをクマ鉄に隠していたキュウタですが、とうとうクマ鉄に人間界へ出入りして勉強していることがばれてしまい。修行をしろというクマ鉄と大喧嘩し皆の静止を押し切って人間界へいってしまいます。
一番弟子のキュウタがいなくなった状態で宗師の跡目争いが開催されてしまうのです。

熊鉄が宗師の跡目争いに勝つも…

キュウタがいなくなり、何となく気合が入らないクマ鉄は最初は一方的に猪王山(いおうぜん)にぼこぼこにされてしまいます。勝負がついたかに見えたその時、熊鉄を心配したキュウタが会場に突如現れ一気に気合が入ったことで猪王山を倒し宗師の跡目争いに熊鉄が勝利するのですが…。

猪王山の長男の一郎彦が急に暴走し、熊鉄を後ろから刀で突きさし人間にしか取りつかないとされる闇に飲み込まれて闘技場から姿を消してしまうのです。

実は一郎彦は人間だったという急展開なのですが、個人的には急展開過ぎて「え!?」って感じでした。
一郎彦ってたぶん前半のくだりだと二回か三回しか登場してないんですけど。それが意外性が有っていいのかな?

最終的な勝負は、心に闇の穴を持っている「キュウタ」と「一郎彦の闇」がバトルする中で、熊鉄が刀の神様に転生しキュウタのこころの闇を埋め、二人が協力することで暴走した一郎彦の闇を倒し最終的にキュウタは人間界に戻るのです。

ここで少し思ったのが、敵として対立している「一郎彦の闇」の部分や一郎彦というキャラクター自身の描写がほとんどなかったせいで結構ストーリー全体が分かりにくくなっているのではないかな?ということです。

サマーウォーズの時のように圧倒的に悪い敵との対立があったほうが話し全体としてストーリーはわかりやすい気がしたのですが、バケモノの子を見た人はどうおもっているんだろうか。

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